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障がい者の就労支援をフルリモートで。過去最高の売上高をもたらした働き方改革

障がい者の就労支援をフルリモートで。過去最高の売上高をもたらした働き方改革

精神障がいのある人がクリエイターとして活躍するための就労支援を行う「NPO法人N3」。2020年3月からフルリモート勤務に挑戦するも、オンライン特有のコミュニケーション課題に悩む。その後、一部出社を取り入れたハイブリッド型勤務を開始し、oVice導入を経てフルリモートの組織となりました。

この改革は、出社にストレスを感じやすい障がいのあるクリエイターがより働きやすい環境を目指した結果でもあります。代表理事の足立さんに、物理オフィス廃止とフルリモートワークまでの道のりを聞いてきました。

  • 団体名:NPO法人N3(公式サイト:https://nnn.or.jp/
  • 取材対象者:代表理事 足立さん
  • 利用人数:31名
  • 団体概要:2009年に精神科ソーシャルワーカーが中心となって障がいのある人の就労支援を行う非営利団体を設立。障がいのある人がクリエイティブスキルをもって大いに活躍できるノーマライゼーション社会の実現を目指す。

障がいのある利用者のために、リモートワークに挑戦したい

ーoViceを導入する前の働き方について教えてください。

2020年3月に、新型コロナウイルス対策として、就労支援事業所の在宅勤務を認める通知が厚生労働省から出されました。当時は一時的なもので、コロナ禍が落ち着けば通常の出社型の勤務に戻る予定でした。

そこから、弊団体もフルリモートの勤務に挑戦しました。今後の働き方の多様化を考えるとリモート勤務は貴重な経験になると考えましたので、全利用者に在宅で利用するためのノートパソコンを支給するなど、積極的にリモートワークを推進しました。

最初はビデオ会議サービスやチャットを活用して、利用者のリモート環境下での  スキルアップ支援を試みました。しかし、ツールになかなか慣れなかったり、利用者間のコミュニケーションに課題があり、なかなか物理オフィス時のようなパフォーマンスを引き出せずにいました。

ーどのような課題があったのですか?

いきなりフルリモートになったこともあり、ビデオ会議やチャットツールを使いこなすのに時間がかかりました。ツールに慣れても、物理オフィスの時のような自然なコミュニケーションをとることができず、会話が食い違ったり、そもそも会話量が減ったりなど、とにかく課題が盛りだくさんでした。

同年6月ごろ、少しコロナが落ち着いた時期に、利用者のニーズに沿ってオフィス出社とリモートのどちらかを選べるハイブリット勤務を開始しましたが、リモート勤務の課題を解決することができないままでした。

ーそこでoViceの導入を検討し始めたのですね。

その通りです。8月ごろから、リモートワークでも出社時と同じくらいのパフォーマンスが出せるよう新しいツールを探し始めました。

10月にたまたまoViceのホームページを見つけ、バーチャル空間に興味を持ち問い合わせました。スタッフの方からサービス説明を受け、実際に自分でバーチャル空間を経験したうえで、「このサービスを使えば、課題をすべて解決できる」と確信したのを覚えています。すぐに契約を進めました。

ー今も使われているということは、1年半ほど継続利用いただいているのですね。

今となっては弊団体にとって欠かせないツールになっています。2021年の4月にコロナ禍に関わらず就労支援の在宅勤務が正式に認められて以降、完全にリモートワークが定着していたため、2022年の3月にはオフィス出社を完全撤廃し、全利用者がoViceでリモート勤務を行うようになりました。

▲oViceを使った、N3のバーチャルオフィス

「隣の席の人に話しかける」をできるのが、組織にフィット

ーすっかりoViceのリモートワークが定着したようで、非常に嬉しいです。oViceを導入した当初は、操作に慣れなかったり、浸透しなかったりなど課題はありましたか?

もちろん全く使ったことのないのサービスだったので、いきなり全てを使いこなせたわけではありません。ただ、戸惑いよりは、感動の連続だったように思います。「こういうことできないかな」とスタッフに問い合わせると、大体のことができて、使い方に慣れていくうちに導入以前に抱えていたストレスからどんどん解放されていくように感じました。

ーoVice導入以前と何が一番変わりましたか?

私たちの場合、ほとんどの利用者がカメラオンを望まないため、ビデオ会議サービスは画面上に名前アイコンが並ぶだけになります。このような形は、物理オフィスでのコミュニケーションとあまりに乖離していたため、どうしても自然なコミュニケーションができませんでした。

一方oViceには、誰がどこにいるという位置関係が存在します。oViceのレイアウトを物理オフィスと同じようにデスクが並んだ形にしており、これにより「隣の席の人に話しかける」というコミュニケーションが実現します。「バーチャルなのに、リアルと全く同じ感覚になれる」ことがoViceに抱いた一番の感動でした。

ーoVice以外のツールは検討されましたか?

いくつか試してみたのですが、やはり位置関係がわかる2Dのサービスがいいと思いました。「位置関係が一目でわかる」「レイアウトを変えられる」要素は私たちにとっては重要です。そう考えると、やっぱりoViceが一番でしたね。

oViceのおかげでフルリモートが実現、売上高も最高を更新

ー物理オフィスを撤廃して、oVice一本に絞るという大きな意思決定の背景を詳しく伺いたいです。

精神障がいのある利用者にとって、通勤のストレスはかなり大きなものです。人によって、人混みや電車が苦手だったり、  天候次第で調子が上下したり、様々な困難な環境があります。一方でリモートだとコミュニケーションがなかなか上手くいかない。

そういった板挟み状態にあるなかでのoVice導入でした。やはりリモート環境だと周囲を気にせず集中しやすいし、確実に業務の質も高まっています。しかもそれまでのリモート特有の課題も消え、オンラインでも自然な形でコミュニケーションをとることができます。

結果として、これまでなかなか越えられなかった売上の壁を昨年突破できましたし、今年もそれを上回る勢いです。経営的にも大きなメリットがあると判断したので、躊躇することなくoVice一本化を決めることができました。

oViceに出社したら「挨拶」オンラインでもコミュニケーションの基本を忘れない

ー先ほど物理オフィスとoViceのレイアウトを揃えているとおっしゃっていましたが、他に何か工夫されていることはありますか?

「意識的に挨拶をしよう」と声かけをしています。oViceは物理オフィスに限りなく近いとここまで話してきましたが、バーチャル空間の固定席という環境で、出社時の挨拶がいつのまにかなくなってしまったんです 。

なので、意識的に挨拶を行うようにと呼びかけています。基本中の基本ですが、バーチャル空間でのコミュニケーションの活性化に挨拶は非常に重要だと思っています。

ー最後に、何かoViceに今後求めたいことはありますか?

ここまでお話してきた通り、今のoViceに十分満足していますが、例えばタイムカード機能のようなものがあれば、さらにリアルな出社に近い体験が得られるなと思っています。

※編集部注:バーチャルオフィスの入室情報と勤怠情報を自動API連携する「oVice to KING OF TIME」は、本取材後の2022年4月より提供開始されています。

<参照>
PR TIMES:バーチャルオフィスの入室情報と勤怠情報を自動API連携する「oVice to KING OF TIME」リリースのお知らせ

 

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◆oViceについて

oViceを体験してみたい方はデモ体験が可能です。

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