イベントレポート

初のハイブリッド開催となった「oVice Summit 2022」当日レポート

2022-11-15

アフターコロナの働き方として広まっている「ハイブリッドワーク」をテーマとした大型イベント「oVice Summit 2022」。2022年10月25日(火)、東京日本橋の野村カンファレンスプラザ日本橋、そしてバーチャル空間ovice特設会場の2つの空間を舞台にオンライン/オフラインのハイブリッド形式で開催しました。

2回目の開催となる今回のoVice Summitでは、これからの働き方などをテーマに、幅広い業界のリーダーの皆さまが登壇する合計10本のセッションを実施。あわせて約1,500名の参加者の皆さまと一緒に考察し、oviceが考えるハイブリッドワークをご案内しました。

▲セッションの様子
▲oVice CEO ジョン
▲セッションの様子

この記事ではオフライン(日本橋)会場の写真も交えながら、当日の内容をダイジェストでお届けいたします。

日本橋会場とoVice会場のハイブリッド開催

今回のイベントはオフラインの​​日本橋会場とオンラインのovice会場のハイブリッド開催となっており、どちらの会場でもお楽しみ頂けるよう、ovice会場も実際の日本橋会場にならって設計しました。

oviceが考えるハイブリッドワークは、どこにいても情報の質や量が変わることなく、パフォーマンスを発揮でき、正当に評価される、自由に働く場所を選べる環境。

そうしたハイブリッドワークをサポートするソリューションの全体像が会場で発表されました。

▲ハイブリッド体験ブース(日本橋会場)

例えば、日本橋会場とovice会場をつなぐハイブリッドな体験として、360°カメラ「RICOH THETA」(以下、RICOH THETA、日本橋会場に設置されたデバイスに近づいた人と会話ができる「Window(窓)」を設置。各所に置かれたRICOH THETAを操作して複数のキーワードを探し集めるプレゼントキャンペーンや、カメラやデバイスを通じてオンライン/オフラインの垣根を越えてコミュニケーションを楽しむ様子も多く見られました。

▲360°カメラ「RICOH THETA」が設置された日本橋会場。ovice会場の参加者はバーチャル空間からプレゼントキャンペーンのキーワードが確認できる
▲画面左下の「窓」にはovice会場の参加者が。さらにその向こうに見えるのが、ovice会場に映し出された日本橋会場を映す「窓」

また、他にも下記のようなソリューションが発表されました。

▲外出先や離席時でもシームレスなコミュニケーションを可能にするモバイルアプリ「ovice Go」
▲リアルタイムで手書きの画像を共有する「ホワイトボード」
▲リアルオフィスでの位置情報を取得しoviceに連携するビーコン

「ハイブリッドワークの正解を発表したいのではなく、参加者の皆さまと考えたい」CEOジョンがKeynoteで語った言葉

オープニングではCEOジョンがスピーチ。ポストコロナが訪れ、働く場がオフラインに戻る中、それでもオンラインが排除されるわけではないことを強調します。今後はオンラインとオフラインの融合がキーワードになってくるだろうという考えから、今回のSummitを「ハイブリッド開催」に決めたことを紹介し、実際のイベント開催までの平坦ではない道のりについてのシェアがありました。

▲オープニングで意気込みを語る、oVice CEOジョン

続けて、今回のSummitの目的について、「ハイブリッドワーク」がどのようなものなのかについて「正解を発表したいのではなく、参加者の皆さまと考えたい」という思いから企画したものであると会場の皆さんにお伝えしました。

全てのセッションが終了した後のクロージングKeynoteでは、再びCEOジョンが登場。oVice社の新ビジョンである「Enabling the next frontier of work」のコンセプトに込められた「1つに限らない、それぞれのハイブリッドワーク・バーチャルスペースの正解を見つけていきたい」という思いも発表されました。oViceの提示するハイブリッドワークやバーチャルスペースの活用は、あくまでも1つの解でしかありません。

実際に、リモートせざるを得ない状況からバーチャル空間を活用するというトレンドは過去のものになりつつあります。ポストコロナを迎えた今、oviceを使っていかに会社や事業を成長させられるかに焦点を移しつつある企業が、今まさに多種多様なハイブリッドワークに取り組んでいるのです。

▲クロージングKeynoteのステージ

クロージングKeynoteでは、ステージ上に自身のリアルなオフィス空間を再現し、体験ブースで提供していた新機能の活用について実演、ご紹介もしました。最終の演目ということもあり、日本橋会場には定員いっぱいまで参加者の皆さまにお入りいただく状況に。

▲ステージ上に自身のリアルなオフィス空間を再現

終幕後、この先に実現する未来を先どって目撃した会場の皆さまが、目を輝かせながら会場から退出する姿が見られました。

「これからの働き方」「ビジネスメタバース」をテーマにした10セッション

日中には「これからの働き方」「ビジネスメタバース」をテーマにした10つのトークセッションが開催されました。

ステージAでは富士通、コクヨ、Slack、エンワールド各社における実際の取り組みを紹介いただきました。ワークプレイスにおける先進的な取り組みに、次なるアクションを頭に思い浮かべた参加者も少なくなかったのではないでしょうか。

ステージBでは野村不動産・戸田建設・oVice3社によるセッションからスタートし、デロイトトーマツコンサルティング、DMM.com、RIZAPの各社の順番に進行。ビジネスメタバースをヒントにした、これまでの発想の枠を超えたアイデアとその具現化の方法がシェアされました。

また、お昼の時間にはスペシャルプログラムもご用意。ステージAではRIZAPのトレーナーがオンラインでトレーニングを提供する「RIZAPスペシャルプログラム」、ステージBでは「日本におけるDXとその課題」と題し前デジタル副大臣 小林史明氏の登壇するトークセッションを開催しました。

RIZAPスペシャルプログラムでは、実際にオフィスワークのなかで取り入れられるトレーニングを指導。オフライン会場では積極的に身体を動かす来場者さまの姿が見られました。もちろん、オンライン会場でも、オフライン会場と同様の指導を受けることができます。

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oVice Magazine|コクヨ代表と考える、これからのハイブリッドワークを支えるワークプレイスのあり方
oVice Magazine|エンワールド×oViceが考える、ハイブリッドワーク時代の人材戦略

ovice活用事例のライトニングトークがくり広げられた「User Championship」

oVice Summit 2022では「User Championship」も実施。oVice Summit 2022当日は、見事予選を勝ち上がり決勝に進出した3社によるovice活用事例のライトニングトークがくり広げられました。

▲登壇者 左から、株式会社NTTデータ 槇氏、株式会社テプコシステムズ 塩練氏、株式会社リコー 菊地氏

結果、見事優勝を手にしたのは株式会社リコー 菊地氏。菊地氏からは、対話が生まれることを意図して、ovice空間をデザイン・活用していることを紹介いただきました。具体的な工夫は「メンバーの趣味・特技を活かしたゾーニング」「雑談を前提としたレイアウトと環境音」「リラックスした空間とテクノロジーの調和」の3つです。“会議ではなく雑談ができる”空間としてoviceを位置づけながらも、仕事のしやすい環境を構築しているそうです。RICOH BIL Tokyoでは、3つのフロアそれぞれに異なる役割を持たせた運営がされています。社員検索機能とアバター情報を連動させていることや、「ワープゾーン」を設けて関連会社のoViceへ移動できるようにしていることも紹介されました。

▲登壇者の3名と、oVice CEO ジョン

株式会社リコーでのovice活用は以下の記事でもご紹介をしています。(※取材当時の情報です)

バーチャル空間で運営 知的創造空間「RICOH BIL Tokyo」オフィススペースの工夫とは

▲優勝を手にした株式会社リコー 菊地氏

以上、初のハイブリッド開催となったoVice Summit 2022当日の様子をダイジェストでお届けしました。

oVice Summitは年一度の開催を予定しており、来年はさらにバージョンアップした内容を皆さまと共有できることを楽しみしています。

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