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ハイブリッドワークの最前線を紹介/oVice Fest Spring 2022【イベントレポート】

2022年4月13日、oViceに興味を持っている方や導入頂いている方と「これからoViceが目指す未来を共有する場」として、oVice Fest Spring 2022が開催されました。会場となったのは、前代未聞のサイズで用意されたoViceのバーチャル空間。当日は、参加されたみなさまにオンラインイベントでの一体感も感じていただけるよう、トークセッション、クイズ大会、ユーザー会など、様々なコンテンツをご用意しました。

▲oVice Fest Spring 2022の会場

本記事ではその概要と、第1部での「THETA × oViceの可能性〜THETAプロジェクトPoCの現在について〜」「メタバースセッション」の内容をご紹介します。

※当日の様子や参加者からの声については #oViceFest からもご覧いただけます。

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600名規模の大型イベントとなった「oVice fest Spring 2022」

oVice festは年に2回(春・秋)のoVice主催のユーザーイベントです。夏にはoVice Summit、秋にはoVice Fest Autumnを予定しています。今回のoVice Fest Spring 2022は、全部で約4時間の3部構成で進行されました。

▲開会の挨拶。本イベントでは600名を越えるアカウントがログイン。来場者のアバターが、会場中央に集まってくださいました。

本イベントの第1部の会場デザインのコンセプトは「新生活」。春というスタートの季節に合わせて、新生活への期待を感じさせる生活空間をやさしい配色で描いています。アバターをおいて楽しめるおすすめのフォトスポットも複数ご用意しました。

第1部は株式会社リコーとローランド ディー. ジー. 株式会社、コクヨ株式会社の3社をお迎えし、PoCなどをご紹介いただきました。後半ではoVice社より『人を考える。オフィスを進化する。 oVice』というテーマでCEO ジョンが、その後『oViceの水面下での取り組み』というテーマで日本事業統括の重神、VPoEのダーウィンを交えてのパネルディスカッションが実施されました。この第1部ではQAシステムのSlidoを利用し、各登壇者には会場の皆さまの質問にも積極的に回答いただきました。

以下の記事でも詳細をご紹介しています。
oViceブログ:「人を考える。オフィスを進化する。」 CEO ジョンが語る、この半年間の歩みとこれから

第2部ではoViceに関連したクイズを参加者のみなさまに回答いただきました。oViceのこれまでのあゆみを振り返ることができ、oVice社が成長してきた過程などちょっとした「面白情報」を楽しんでいただく時間となりました。

▲第2部会場

第3部はoVice Fest初の「ユーザー会」。日頃からoViceを活用しているユーザー様6名より、「oVice活用における失敗談」をテーマにLT(ライトニングトーク)形式でお話しいただきました。第3部の終了後には懇親会にてLTの登壇者を囲んで参加者が活発に情報交換している姿が見られました。

▲第3部会場

『THETA × oViceの可能性。THETAプロジェクトPoCの現在について』の内容

360°カメラを使った、オンラインとオフラインを“シームレス”につなぐ取り組み

現在、oViceではバーチャル空間と物理的オフィスなどを360°カメラでつなぐ実証実験(PoC)に取り組んでいます。

▲バーチャルオフィスと実オフィスという2つの空間をRICOH THETAで結ぶ

(画像はoViceのプレスリリースより)

この実証実験(PoC)は、360度カメラ RICOH THETAを用いて、ローランド ディー. ジー.の本社で取り組まれています。360°カメラの向きをoViceを操作して動かすことで、設置された空間の好きな方向をoVice内から見ることができます。

『THETA × oViceの可能性〜THETAプロジェクトPoCの現在について〜』

  • ファシリテーター:oVice株式会社 井之上
  • セッション登壇:ローランド ディー.ジー.株式会社 中堂氏、株式会社リコー 松野氏、oVice株式会社 ジョン

今回のoVice Festでは、なぜoViceがRICOH THETAを起用したのかについてのご紹介に続き、実際にPoCに取り組まれているローランド ディー. ジー.株式会社 中堂氏より、狙いや気づきについてシェアいただきました。

ローランド ディー. ジー.社での360°カメラの活用方法

現在、在宅勤務と出社しての勤務を組み合わせて行っているという同社は、360°カメラをオンラインミーティングの際に活用しています。同時に、静岡県浜松市という立地であってもより深い理解を関係者に得てもらうべく「オンライン工場見学会」も検討されているそうです。

また検討するかもしれない活用方法として、オンライン展示会・オフィスの様子をわかるようにすること・監視用途(サーバー室や耐久テスト)について言及いただきました。全国また海外に拠点があることから、360°カメラの映像を通じて一体感を得てもらえるのでは、と考えているそうです。

▲ローランド ディー.ジー.株式会社 中堂氏の資料を見ながら、PoCについてご紹介いただきました。

「全体の雰囲気がわかるので安心して打ち合わせできる」 360°カメラ利用者からの声

360°カメラについて、会議に出席したメンバーの感想も紹介いただきました。参加者側で見たい方向に視界を選べる点が好評だったり、「顔だけではなく、全体の雰囲気がわかるので安心して打ち合わせできる」といった言葉も出たりしています。

また、カメラの設置されている空間について、人によっては「今誰かに見られているのかも?」という懸念を抱くケースもあり、不安感を軽減するためにしている工夫についても紹介されました。これについて株式会社リコー松野氏も「カメラを見ている人」「カメラで見られている人」の両者が同じ立場にあると感じられることが望ましいと意見し、これを受けてジョンは「画面越しに目線を合わせられる」ことへのこだわりについて述べられました。 実証実験(PoC)を通して、このような「予期しなかった」状況についての理解が深まり、サービスの質向上にもつながるだろうと登壇の3名は期待を寄せていました。

『メタバースセッション』の内容

“働き方の実験場”でハイブリッドワークの理想的環境を模索

第1部では続いて「メタバースセッション」と題し、コクヨ株式会社 イノベーションセンター オープンラボ様より、ハイブリッドワークに移行する中で見えてきた課題をシェアいただきました。今回コクヨ株式会社をお招きした背景には、oVice CEOのジョンがオフィスを訪ね、その「未来のオフィス・働き方」を目撃し、この中にはoViceを組み込まねばならないと確信した、ということがあります。

メタバースセッション『働き方の実験場「THE CAMPUS」で見えてきたハイブリッドワークの課題』

  • セッション登壇:コクヨ株式会社 イノベーションセンター オープンラボ 坂口氏、三村氏

働き方の実験場として「THE CAMPUS」と名付けた同社の東京品川オフィスについて紹介いただきました。コクヨが提唱するキーワードは「経験拡張」。よりクリエイティブ・イノベーティブな仕事が求められる時代を迎えるこれからの時代に向けて、視野を広げること、幅広い経験を積んでいくことを大切にしたいと考えているそうです。

経験拡張により得られるのは新しい価値を生み出す力であり、同社は社会に対し、そのための場所の提供を目指しています。その中で、自社オフィスを実験場として2021年2月にリノベーションを完了されました。

「THE CAMPUS」で行われている働き方の実験の数々

「THE CAMPUS」の大きな特徴は「開かれた空間」であること。オフィス空間の一部が街に開放されています。これは目の前の仕事だけではなく、視野を広げて社会課題をもっと意識できる場を目指した設計だそうです。また他社との共同実験の場である「OPEN LAB.」を開設。広範な領域での課題解決を目指しています。

メタバースセッションでは、「OPEN LAB.」で現在取り組まれているハイブリッドワークに関する実験についてご紹介いただきました。たとえばロボットを使った互いにストレスのない遠隔コミュニケーションの方法や、在宅勤務による心身の不調を防ぐためのオフィス環境づくりなど、実験をくり返し実施されているそうです。

物理オフィスは、「部門別」のフロアという構造をやめ、「機能別」のフロアが設けられています。資料を用いて「集う」「捗る」「育む」「整う」 などと名付けられていることが紹介されました。それぞれは目的に特化したレイアウトや家具選定を行なっており、プロジェクト連携やソロワークを想定したものとなっています。

実験を通じ「ハイブリッドワーク」について見えてきた課題

同社ではこうした実験を通じ、様々なデータが集積されたとのこと。これにより、ハイブリッドワークへの満足度は非常に高いということが分かったそうです。「出勤場所や時間を柔軟に設定できる」など、より自律的に働けるようになったことがその理由であることが紹介されました。

またハイブリッドワークの浸透により、コワーキングスペースの活用が以前に比べ2.7倍となったことも分かっており、こうした行動もハイブリッドワークの満足度につながっているようです。

一方、課題としてチームの生産性に言及。ハイブリッドワークで分散して働く機会が増え、社員同士の人や仕事への関心が薄れてしまったり、新入社員や中途入社のメンバーにおいては、周りを見ながら客観的に自身の仕事を捉える機会が少ないがゆえ、成長実感が得にくい状況となっていることがあると説明しました。「オフィスだったら姿を見かけた時に話しかける」程度の雑談がオンラインでは生まれづらいことがその理由にありそうだとの仮説についてお話しいただきました。

同調査では、コミュニケーションのため、チームの一体感やつながりを感じるために出社している、という声も一定数あるそうです。この点は解消できる課題となるのではないかとの見立てのもと、複数の打ち手を展開していることも紹介されました。

オンラインコミュニケーションのさらなる活性化については「リアルと同様に、話しかけたい相手の状況がわかり、問題ないタイミングですぐに話しかけに行く」ことを可能とすることがキーになるだろうと指摘。バーチャルオフィスのoViceはこうした課題を解決、「一体感を持って働く」ことを可能にすると期待していることを述べます。コクヨの”働き方の実験場”にて今回oViceを導入したハイブリッドワークの実験を始めることの発表を持って、セッションが締めくくられました。

まとめ

冒頭の第1部では、ハイブリッドワークに取り組む2社の実際の様子を紹介いただきました。バーチャルオフィスの有用性や可能性について、実際にハイブリッドワークを体験したからこその気づきが多くシェアされました。参加いただいた皆さまの中には、ハイブリッドワークを開始している、あるいはこれから開始を検討している人もいらっしゃったでしょう。新たな視点を得ることができていれば幸いです。

oViceでは今後も、「oVice Fest」(年2回開催)、「oVice Summit」(年1回開催)などユーザー様に向けた様々なイベントを予定しています。引き続き、社会における先進的な取り組みや、バーチャル空間oViceの活用方法について、余すところなく参加者と共有する場となります。

またバーチャル空間のoViceはデモ体験も可能です。是非一度足をお運びください。

◆oViceについて

oViceを体験してみたい方はデモ体験が可能です。

ご自身のバーチャル空間を持ってみたいという方は無料トライアルをお申込みください。